『神宮』



神宮に
玉砂利白く
照る日うけ

金の風立つ
白木の鳥居

神の宮
風にさざ波
瞬きて

白き霞に
燃ゆる日の菊


* * *

神聖で静謐でフォトンに溢れる、
穏やかな根源の光白く輝く神宮に、
優しい風が光を運びあたりを金色に照らす。

その中にひとつ、美しい鳥居、
そしてその中に、光を放つ菊の日の丸。

ずっとここにいたい、
ひとりひとりの内にある神の宮。

 

 

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